響野商店を経営面で切り盛りする、
３姉妹で一番しっかり者の次女。

ゆかりの発案で自宅がエロゲーショップに
改装されてしまったことには内心まだ納得できていないものの、
一度そうなってしまった以上は全力で真面目に取り組む。
結果、一番苦労する子。

主人公とは同い年の顔馴染みで同じクラス。
幼い頃は仲が良かったが、思春期を迎えてからは、
特に積極的な関係ではなく、目が合えば会釈をする、
多少会話もする、といった程度。

Sonora前作『同じクラスのアイドルさん。』に登場する、
悠木和心・鳴瀬かなえと仲が良い友人同士であり、
普通科の同じクラスでもある。

響野商店をエロゲーショップに改装することを提案した、
エロゲーヲタクの自堕落系長女。
エロゲーをこよなく愛している。
最も年上でありながら、最も幼い見た目の彼女からは、
想像もつかないような下ネタが当たり前に飛び出す。

周りに好きなものを語るのが大好きであり、
それが得意でもある彼女は、
エロゲー愛にあふれたお店を作りたいとは思うものの、
面倒な部分は紡に丸投げ。
進学に失敗して浪人中の身でもあるのに、
勉強をするつもりはすでにない様子。

Sonoraデビュー作『僕の未来は、恋と課金と。』に登場する、
綿谷梓・北見莉央・鳴瀬拓人らとは同じクラスだった。
特別仲が良いわけではなかったので、
卒業後も特に交流していなかったのだが……？

まだアダルトなコンテンツに抵抗感があり、
自宅の変貌を受け入れられずにいる３姉妹の末っ子。

とにかくエッチなものが苦手で、
１日でも早く、家が元の商店に戻ることを願っている。

心理的に背伸びしたいお年頃で、姉たちにも反発気味。
自分ひとりではまだ何もできないのはわかっている、
でも悔しい、とジタバタしている。

その実は、本気で身内が憎々しいわけではなく、
つい生意気を言ってしまうだけ。
主人公に対しても含め、家族への甘えの裏返しである。

主人公及び響野３姉妹の次女・紡と同じクラスで、
風紀委員を務めている。

文武両道のやや「武」の要素が強めの彼女は、
風紀の取り締まりに鋭い視線を常に飛ばしている。

習い事として剣道や茶道、書道を嗜んでもおり、
大和撫子然とした容姿と立ち振る舞いをする。

彼女も自身が周囲からどう見られているか充分承知しており、
そのことを自らネタにすることで、クラスの輪を
うまく作り上げており、したたかさも兼ね備えている。

とあることがきっかけで主人公のことを気にかけ、
ちょっとしたいたずらをしかけるなど、
かわいらしい一面を見せることも。

噂では、親戚に有名芸能人がいるらしいのだとか──。

西園寺グループの中堅流通企業「Alton（オルトン）」に
入社したばかりの新人社員。

「Alton」はエロゲーや関連グッズの取り扱いなど、
オタク系グッズをメインに取り扱う流通会社であるが、
就活で唯一内定が取れたところがここだけだった。

学生時代にちょっと過激なシーンのある漫画を
隠れてコソコソと少し読んでいたことがある程度で、
エッチなことが苦手。

新人のため、まだ取引を始めたばかりの弱小店舗、
「響野商店」担当となったが、ゆかりからの
率直な表現に毎回頬を赤らめてしまう。

学園に新設された芸能科に所属する、
歌にダンスにドラマにモデルにバラエティにと、
マルチに活躍する現役の人気若手アイドル。

子役として出演したデビュー作がヒットし、
両親も芸能人だったことから話題性もあって、
人気番組に次々出演。

常に注目され順調にキャリアを重ねてきている。
悠木和心とは幼馴染み。

ごくごく普通の家庭に生まれて育った、ごくごく普通の女の子。
主人公と紡のクラスメイト。

心優しい性格だが周りに流されやすく、本音を言えずに
損な役回りをすることが多い。おかん気質で家事全般も
得意であり、相手をひたすら甘やかすタイプ。

三嶋朱莉とは幼馴染みで、鳴瀬かなえとは親友同士。

何かとお節介を焼いてくる、委員長気質の同級生。
主人公と紡のクラスメイト。

普通科に所属しているが、実は現役声優。
顔出しＮＧを通しているため、同級生たちには
バレていない……はず？

悠木和心とは親友同士。鳴瀬拓人の従妹でもある。

同人誌の絵描きとして大手サークルを運営している、
その筋では有名な絵師。
即売会では、自作のコスプレ衣装に身を包んで頒布する。

以前からソシャゲ「カフスト」を始めてハマり、SNSでネタにしたり、
同人誌に描くためガチャは必須。同人誌の売り上げの
ほぼ全額を突っ込んでおり、もちろんエロゲーも嗜んでいる。

ゆかりと拓人とは、クラスメイトだった。

重度のオタク。二次元美少女にしか興味がなく、
オタク趣味への支出が止まらない。

『僕の未来は、恋と課金と。』から数年が経過しているが
現在の職業などは謎に包まれている。

ゆかりとは以前クラスメイトだったが、当時はお互い
“そういう趣味”があるとは知らなかったので、
特に交流してはいなかった。

鳴瀬かなえの従兄でもある。