早生 |
「あぁ……やばいな、俺も眠くなってきた……でもこのまま、二人で眠りこけたらまずいし……」 |
恵那 |
「んうんっ……んっ……すーっ……んっ……」 |
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再び寝返りをうつ恵那の顔が、俺のふとももをまさぐっていく。 |
早生 |
「うっ! くぅっ……だっ、だから……そんなところで顔を動かされたら……」 |
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反応してしまったところを恵那に見られたら、さすがにまずい。 |
恵那 |
「すーっ……すーっ……んぅんっ……んっ……」 |
早生 |
「くぅぅ……わっ……ちょ……」 |
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俺の太ももの上で身じろぎする恵那。熱い吐息がかかると、ゾクゾクしてしまう。 |
早生 |
「しょっ……しょうがない、かわいそうだけど起こすしか……」 |
恵那 |
「んうんっ……んっ……ふっ……んぅぅ……」 |
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恵那はまるでいやいやをするように、頬を俺の太ももにすりつけてくる。 |
早生 |
「どっ……どうすれば……?」 |
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気持ち良さと、恥ずかしさのせめぎ合いに俺は翻弄される。 |
早生 |
「恵那……起きて……?」 |
恵那 |
「すーっ……すーっ……」 |
早生 |
「……まいったなぁ……」 |
恵那 |
「んぅん……あっ……んっ……すーっ……すーっ……」 |
早生 |
「くぅっ……あっ……ダメだって、ば……」 |
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これ以上すりすりされたら、俺は…… |